新元号・令和のアルファベット表記は?引用元や発案者は?

いよいよ新しい元号が発表されました!

日本中がお祝いムードに包まれた一日でしたね!




何と言っても今回の改元は生前退位による改元ということで国民みんなが喜びにわきました!

今回は「新元号・令和のアルファベット表記は?引用元や発案者は?」ということで、新しい元号「令和」のアルファベット表記について、そして引用元や発案者について考えてみたいと思います。

新元号・令和のアルファベット表記は?

今までの元号のアルファベットは明治はM、大正はT、昭和はS、平成はHで特に迷うこともなく使っていましたが、今回は令和ということで「R」なのか「L」なのかが話題となっています。

色々な書類に元号をアルファベットで書く時にこれが定まっていないと困ってしまう場面が出てくるでしょう。

これについては国の公文書はヘボン式ローマ字で表記されるということでローマ字表記は「Reiwa」と記すと内閣府官房総務課の回答がありました。

なので今後のアルファベット表記は「R」と書くことになりますね!



令和の引用元はどこから?

元号を決定する時には引用元が話題となります。

私たちの記憶には残っていませんが昭和に改元された時に遡って引用元を見ていくと四書五経のひとつ書経尭典にある「百姓昭明、協和萬邦」から二文字を抽出してつけられたとか。

意味は国民の平和と世界の共存繁栄を願うということ。

同じ引用元からの出典で江戸時代にも「明和」という元号がつけられたことがあるそう。

そして、直近の改元は昭和から平成ですが、この時の引用元は昭和と同じく書経の中の「地平天成」、そして史記にある「内平外成」からつけられ、意味としては天地、内外ともに平和が達成されるということ。

とちらも国民の幸せと国の繁栄を願うものになっていますね。

ただ、これらの引用元は書経からということで日本のものではありません。

では、今回新しく決まった「令和」は?というと、なんと万葉集から引用したものということですね!

万葉集というのは日本の代表的な古典のひとつで、中には7世紀後半から8世紀後半に詠まれた和歌が集められ、天皇や皇族、貴族など高貴な方々の詠んだものもたくさん存在します。

これまで長い歴史の中で数多くの元号が誕生していますが、万葉集など日本の古典から採用したのはこの元号が初めてということで喜びもひとしおです。

この元号に込められた意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」と説明されました。

発案者は誰?

さて、新しい元号については発案者が誰なのか?という質問も飛んでいましたが、官房長官の記者会見では個人と新元号が結びつくということで明らかにしないとされました。

ただ、今回の元号が万葉集からの引用ということで、日本古典の研究をしていた中西進さんという方ではないか?ということも出回っています。

平成の時にも発案者は公表されなかったと記憶していますが、昭和という元号は漢学者と吉田増蔵氏と公表されています。

さらに、令和の他に6案の候補があったと言われ、それら候補が判明しているというのも話題です。

「英弘」「広至」「万和」「万保」「久化」

上記だったということです。

このうち、中国の古典から引用されたのが「万和」「万保」「久化」で、「広至」と「英弘」は日本書紀からだったそう。

私としては今回発表された新元号・令和は響きがとてもキレイだしいい感じだな〜なんて思っています!

新元号はいつから?これからどう変わる?

新元号が発表されましたが、昭和から平成の時とはかなり事情が違っていますね。

というのも、昭和から平成の時には前天皇の崩御にともなって改元ということだったので準備期間は全く設けられていなかったという点。

そのため新しい元号が発表されてから様々な場面で大慌てという事態が起こりました。

ですが今回は4月1日に新元号は発表されましたが実際に改元されるのは5月1日からということですので一ヶ月間の準備期間があるわけです。

これは様々な場面においてかなり助かるのではないかと思います。

企業などは平成と表記されているものを令和に変える必要があったりしますが一ヶ月間でかなり対応が進むと思います。

さらに、元号が変わると祝日も変わりますよね。

それは天皇誕生日。

これまでは12月23日が天皇誕生日で祝日でしたが次に即位する新天皇の誕生日が新しい祝日になりますね!

これは法律で定められた祝日法によるもので「天皇の誕生日を祝う日」となっています。

わかりやすいですねー(笑)

新天皇の誕生日は2月23日ですので来年からはこの日が天皇誕生日ということに!

そうなると、これまでの天皇誕生日12月23日は無くなるの?という疑問ですが、歴代の天皇誕生日を見ていくと例えば昭和天皇の誕生日は4月29日でしたが新しい天皇が即位した後も無くなることなく残されています。

変わったのは祝日の名前で「天皇誕生日」から「昭和の日」となっていますし文化の日で知られる祝日は実は明治天皇の誕生日ということで無くなることなく残されています。

一方で大正天皇は8月31日ですが現在は祝日にはなっていませんね。

これを見てもこれまでの天皇誕生日が今後そのまま祝日として残るのか否か?というのは発表になるまでわからない部分ですね。

まとめ

いよいよ新元号が発表ということで新しい天皇の即位が近づいているという実感が少しずつわいてきますね!

改元されるのは5月1日からとなりますが、それにともなって準備期間が一ヶ月間あるというのはありがたい話。

今回は「新元号・令和のアルファベット表記は?引用元や発案者は?」でお伝えしました!

最後までお読みいただきありがとうございます。



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