バナナが冷蔵庫に入れると黒くなる理由は?目から鱗の保存方法を伝授!

買ってきたバナナを冷蔵庫へ入れて置いたら黒く変色してしまった!

そんな経験ありませんか?



今回はバナナが黒くなってしまう理由と、

長持ちさせるための保存方法について紹介します!

バナナを冷蔵庫に入れると黒くなる理由は?

そもそも、熱帯の地域で栽培されるバナナは低温が苦手なため、

13℃を下回るといわゆる低温障害の状態になってしまいます。

冷蔵庫へ入れることで低温に耐えるため不飽和脂肪酸が大量に増え、

バナナ自身の細胞を破壊し、それによって酵素の働きが活性化されます。

その結果ポリフェノールが発生し、バナナは黒く変色してしまうんです。

バナナを強く握ったり、どこかにぶつけてしまった時も

その部分が黒く変色しますよね。

これもバナナの細胞が壊れたことが原因で、

冷蔵庫へ入れた場合と仕組みは同じと言えます。

そして、もう一つの原因はバナナ自体が出しているガス。

バナナは植物ホルモンの一種であるエチレンガスを出して、

自らの成熟を促しています。

買ってきた房のまま冷蔵庫へ入れてしまうと、

1本1本から出ているガスのせいで互いに追熟して黒く変色してしまいます。

同じようにエチレンガスを出すメロンやアボカドなどが冷蔵庫に入っていると、

さらに追熟が進んでしまうので要注意です。


バナナを長持ちさせる保存方法は?

基本的にバナナは常温で保存しましょう。

テーブルの上などに置いておくと接している下の部分が変色してしまうので、

バナナスタンドを使うのがおすすめ。

今なら100均でも簡単に手に入るので便利ですよね。

できれば1本ずつ、難しいようなら2~3本ずつ吊るしておきましょう。

風通しの良いところなら、夏場でも房で吊るした場合は4~5日、

1本ずつなら1週間くらいは日持ちさせることができます。

また、最近の猛暑のせいで「常温は心配だからやっぱり冷蔵庫で保存したい」

という人もいるかと思います。

そんな時は1本ずつ切り離して、ラップに包んでから冷蔵庫に入れましょう。

そうすることでエチレンガスによる追熟を抑えることができます。

さらに冷蔵室より温度の高い野菜室に入れるのがおすすめ。

この方法で保存すれば、10日以上は日持ちしますよ!

さらに目から鱗の保存方法も!

買ってきてまだ少し固いバナナをビニール袋に一本ずつ入れて、

バナナを起点にクルクル巻きます。

ビニール袋は半透明の食品売り場に置かれているようなタイプでOK!

これをバナナの本数作り、全部をまとめて一枚のビニール袋に入れて、

そのまま冷蔵庫の野菜室にGO!

この方法を知って試してみたら固い状態がかなり保たれて

黒い点が出てくるのもいつもよりもかなり遅めでした。

バナナはまとめて買いたいときでもあっという間に熟してしまうので

買い置きできないイメージでしたが、

これなら房で安く売ってる時に買ってきても長持ちさせることができますよ♪

しかも、この方法はビニール袋を何度も使い回すことができるので

ラップの節約にもなりますね!

まとめ

栄養価が高いのにコスパも良く、

手軽に食べられるバナナを常備している家庭は多いと思います。

「いつの間にか真っ黒になってしまった!」なんていうことがないように、

ぜひ今回紹介した保存方法を実践してみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です