バナナは栄養価も高く比較的安く手に入るので、
毎日食べるという人もいると思います。
買ってから時間が経つと、
そのバナナの皮に黒い点が出てくることがありますよね。
この黒い点にはちゃんと名前がついているんです。
そこで今回はバナナの黒い点について調べてみました。
バナナに出る黒い点の名前は?
スーパーなどから買ってきてしばらくするとバナナの表面に現れる黒い点。
もしかして傷んでいるんじゃないかと心配になりますよね。
これは「シュガースポット」もしくは「スイートスポット」
と呼ばれるもので、バナナに含まれるタンニン(ポリフェノールを含む)が酸化したもの。
バナナが完熟している証拠なんです。
シュガースポットの名前のとおり、黒い斑点が出たバナナは甘くてまさに食べ頃。
さらになんと免疫力を高める効果まであると言われているんです。
風邪を引いたりして体調の悪い時に食べると
元気になれるのでおすすめですよ!
ただし、黒い部分が全体に広がっている場合は
すでに腐ってしまっている可能性もあるので要注意。
触ってみてぐにゃっとした感触がある時は食べない方が良いでしょう。
バナナに黒い点!食べても大丈夫?
先ほども触れたとおりバナナの表面にできる黒い点、シュガースポットは
完熟のサインなので食べてもまったく問題はありません。
それどころか、シュガースポットの出たバナナは
むしろ積極的に食べて欲しい食材だったんです!
通常スーパーに売っている黄色いバナナには
ビタミンB2、B6、ナイアシンが多く含まれていますが、
シュガースポットの出たバナナにはさらに「リン脂質」という栄養素が加わります。
このリン脂質には免疫力を高めることと、さらに胃の粘膜を保護して
胃潰瘍を抑制することの2つの効果が期待されているんです。
また、熟したバナナには「腫瘍壊死因子」という腫瘍を壊死させる物質が含まれており、
これがガンなどの悪性細胞に作用すると考えられています。
つまり黒い点が出たバナナの方が、黄色いバナナより栄養価が高いということ。
黒くなってしまったからもう捨てよう、なんて思ってはもったいない!
甘味が増してさらに体にもいいなんて、これを食べない手はないですよね。
まとめ
シュガースポットと呼ばれるバナナの黒い点は、バナナが美味しく熟し、
また栄養価が高まっていることのサインであることが分かりました。
黄色いバナナも美味しいですが、熟して黒くなったバナナも積極的に食べたいものですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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