赤ちゃんの1歳のお誕生日。
家族みなさんでお祝いしたいですね。
誕生日のお祝いといえば、バースデーケーキですが、まだ離乳食を食べている赤ちゃんには、
大人と同じケーキは少し早いかもしれません。
特に市販のケーキで使われている生クリームは、砂糖や脂肪分が多く、
その濃厚さが赤ちゃんの味覚や消化器官に対して心配なことがあるのも事実です。
今回は、生クリームを何歳から食べられるのかについてご紹介します。
生クリームを食べさせるうえで気を付ける点についても触れていきます。
生クリームは何歳から食べられる?注意が心配な理由は?
生クリームを食べさせる時期ですが、離乳食が完了する1歳半あたりからが良いとされています。
毎日食べさせる必要はありません。
生クリームを使う料理の時にあげる程度で構いません。
慣れてくれば、2歳の誕生日には、大人と同じケーキが食べられるようになります。
生クリームを与えていくうえで注意が心配な点は、その脂肪分です。
大人でも、たまに脂分が多めの料理を食べると、胃もたれを起こしがちです。
それと同じように、消化器官がまだ発達途中の赤ちゃんに、脂肪分の多いものを食べると、
お腹に負担がかかってしまいます。
そして、離乳食が終わってからも幼児食の時期は、まだ大人よりも薄い味にすることが勧められています。
それは、離乳食の時期は、大人よりも味を感知する細胞が多いからです。
この細胞が多いので、離乳期の赤ちゃんは素材の味だけでもおいしく食べてくれます。
大人が「甘くておいしい」と感じる生クリームを、早い時期から与えてしまうと、
成長してから、もっと味が濃いものを好んでしまうようになります。
油分と同じように糖分が多い生クリームは、この点からも与える点で注意が必要です
生クリームは1歳の子供はダメなの?
では、1歳のお誕生日では、生クリームをあげてはいけないかというと、
以下の点に気を付ければ与えても良いでしょう。
・動物性脂肪のものにする
・乳製品のアレルギーがない
・少量にする
まず、市販のケーキに使われている生クリームは、動物性か植物性か見分けがつきません。
まずは、スーパーなどで売られている生クリームを泡立てたものを与えてみましょう。
動物性の脂肪は、植物性のものに比べると消化が良いので、与えるなら動物性脂肪の
生クリームが良いです。
植物性の生クリームは、クリーミーな食感にするために添加物が多く使われていることがあります。
添加物が多いものを食べさせるのは心配になりますね。
そして、動物性の脂肪は、お子さんに乳製品アレルギーを持っていないことが前提です。
ヨーグルトや牛乳を与えて、アレルギー症状が出ないことが分かった上で食べさせましょう。
乳製品アレルギーがある場合は、豆乳を使った生クリームがおすすめです。
そして、与える時は離乳食と同じように少量からにしましょう。
1歳のバースデーケーキは、手作りケーキで大人と取り分けて食べるのが良いかもしれませんね。
まとめ
今回は生クリームを食べさせる時期と気を付ける点についてご紹介しました。
与えるのは離乳食が完了する1歳半からがベストですが、1歳の誕生日に与えるなら、
動物性の生クリームを使った物を少しだけ取り分けて食べさせましょう。
脂肪分は、植物性のものよりも動物性のほうが消化に良いというのは意外ですが、
食べさせるなら添加物が少ないものを食べさせたいですね。
お子さんの離乳食の様子を見ながら、少しずつ新しい味わいを楽しませてあげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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